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目が赤い(充血)

目が赤い、それは出血?充血?

目が赤い、それは出血?充血?目が赤くなっている原因は大きく分けると2つあります。それは白目で『出血』している場合と白目が『充血』している場合です。

白目で『出血』

白目の表面を覆っている膜を結膜といい、結膜には細い血管が走っています。その血管が破れると結膜の下に出血をします。これを結膜下出血といいます。結膜下出血は文字通り出血をしているので、ペンキで塗ったようにベタッと一面真っ赤になるのが特徴です。

白目が『充血』

白目の表面を覆っている膜を結膜といい、結膜には細い血管が走っています。血流が増えて、血管が拡張すると太くなり、目が血走ったようになります。これを結膜充血といいます。結膜下出血と違って、充血が強くなっても白目が隠れて見えなくなるといったことはありません。

結膜下出血の原因

外傷性結膜下出血

目をぶつけたり、目を突いたために結膜の細い血管が破れ出血をしている状態です。出血の量が少ない場合は心配のないことがほとんですが、結膜が破れていたり、目の中の方まで怪我をしている可能性もありますので、痛みを伴う場合や飛蚊症を伴う場合は早めに眼科を受診するようにしましょう。

特発性結膜下出血

トイレでいきんだり、くしゃみをしたりといったことで結膜下出血になることがありますが、そういった思い当たる節がなくても結膜下出血になることはよくあります。
出血の量により一部分だけスポット状に赤くなったり、白目全体が赤くなることもあります。特に血液サラサラのお薬を飲んでいると出血が止まりにくいので、赤黒く盛り上がってくることもあります。しかし、この結膜下出血は見た目は派手ですが、痛みや、めやにを伴うのは稀で、自覚症状がないため、人に指摘された、鏡をみて偶然気づいたといって来院される方がほとんどです。基本的には経過観察のみで1〜2週間程度で自然に吸収されてもとの白目に戻ります。様子を見ていて大丈夫なのかどうか、判断がつかないという方は遠慮なく当院でご相談ください。

結膜充血の原因

結膜炎

細菌やウイルスやアレルゲンが原因で結膜に炎症を起こす病気を結膜炎と言います。結膜炎を起こすとめやに、痛み、かゆみなど何らかの症状が出てくることがほとんどです。結膜炎によっては人にうつるものもありますので、感染対策と適切な治療が必要です。また、アレルギー性結膜炎などは免疫によるものなので、他人にはうつりませんが、かゆみが我慢できずに掻いてしまうとどんどん悪化していくことがありますので、適切な治療が必要となります。

結膜炎について

角膜炎

黒目の部分である角膜に炎症が起こると結膜も強く充血します。黒目に炎症が起きる原因で多いのが感染症です。細菌感染の場合は強い痛みを伴うことがほとんどです。特に最近はコンタクトレンズの普及に伴い、不適切な使用によるコンタクトレンズに関連した感染症が増えています。黒目の感染症は後遺症で視力が出なくなることがありますので、痛みを伴う充血を認めた場合は早急に眼科を受診するようにしましょう。

ぶどう膜炎

目の中にある虹彩、毛様体、脈絡膜といった血流が豊富な組織をぶどう膜といいます。このぶどう膜に何らかの原因で炎症が起こっている状態をぶどう膜炎と呼びます。ぶどう膜炎では目の中に強い炎症が起きていますので、結膜充血を伴うことが多くなります。かすんで見える、飛蚊症や痛みなど他の症状を伴うことが多いです。自然に軽快することは稀ですので、視力低下を伴う充血を認めた場合は早めに眼科を受診するようにしましょう。

ぶどう膜炎について

急性緑内障発作

急性緑内障発作を起こすと、急激な眼圧上昇を起こし、目が赤く充血し、角膜が白っぽく濁り、視界全体がかすみます。頭痛、吐き気などの全身症状を伴うことが特徴です。放置しているとわずか数日で失明する可能性のある病気ですので、充血、視力低下に吐き気を伴う場合は早急に眼科を受診してください。

一晩で失明?
急性緑内障発作とは

ドライアイ

涙は目の表面を均一に覆って異物や細菌から目を守ったり、目に栄養を届けるといった働きをします。ドライアイになり、涙が目の表面に行き渡らなくなると、結膜が露出する形になり炎症が起きます。特に乾燥したときに充血しやすくなりますので、ずっと充血しているわけではなく乾燥具合によっては充血の程度が異なってくるのが特徴です。ドライアイを放置することで失明することはありませんが、かすんで見えて視力が安定しなくなったり、目が疲れやすくなります。目の疲れは、頭痛、肩こり、集中力の低下の原因となりますので、ドライアイかなと思ったら放置せず、眼科を受診して適切な治療を受けるようにしましょう。

ドライアイについて

翼状片

翼状片とは、白目の表面にある結膜が黒目(角膜)に向かって、覆いかぶさってくる病気です。角膜に侵入してきた結膜は充血を伴い、盛り上がってくることが多いので、充血や異物感を感じることがあります。進行すると乱視が強くなり、視力が落ちてきますので手術で切除することもあります。黒目近くの一部分だけ充血が気になるという場合は翼状片かもしれません。当院では翼状片による乱視がどの程度でてきているか検査することができますので、気になる方は一度ご相談ください。

翼状片について

逆まつ毛(眼瞼内反・睫毛内反)

治りにくいめやにを伴う充血の一つに逆まつ毛あります。まつ毛が瞬きの度に結膜と擦れるため、常に充血とめやにを認めます。
まつ毛を抜くことで一時的にめやにと充血が改善しますが、根本的な治療のためにはまぶたの手術が必要になります。当院では局所麻酔で手術できる方であれば、眼瞼内反、睫毛内反の治療を行っておりますので、逆まつ毛の症状にお困りの方はお気軽にご相談ください。

逆まつ毛について

目が赤い、目が充血していたらどうしたらいい?

目が赤い、目が充血していたらどうしたらいい?特にぶつけた記憶がなく目が赤い(結膜下出血)だけで、症状がない場合は経過観察で構いませんが、心配なら一度当院へご相談ください。
目が充血している場合は、寝不足や飲酒、目の使い過ぎが原因の可能性もありますので、まずはしっかりと目を休めましょう。改善に乏しい場合は当院へご相談ください。

ただし

  • 目が充血してかゆい
  • 片目だけ充血している
  • 充血だけでなく、目やにも出る
  • 目が充血して、痛い、涙が出る
  • 充血している目が見えにくい
  • 頭痛、吐き気に、目の充血と視力低下を伴う

このような症状がありましたら、治療が必要な可能性が病気が隠れている可能性が高くなります。
お早めに当院へご相談ください。